David Foster


David Foster の名前を初めて聞いたのは,Olivia Newton-John の『運命のいたずら (Twist of fate)』 という曲からだろうか. もともと,Olivia の大ファンで,小学校 1 年の時,当時 TBS 系の朝放映されていた 『おはようセブンオーオー』 のキャラバン隊のテーマソングとして彼女の「カントリー・ロード」が流れていて, それがとても気に入っていた(小学生なのにませてたかも・・・(笑)). しかし,それ以降はしばらくは特に洋楽を聞くことは少なかった.

中学生になるくらいに,あの 『フィジカル』が爆発的に売れてから,Olivia の曲を再び聴くようになり, 高校生になるかならないかのその頃に映画 『セカンドチャンス -Twist of Fate-』 を観て, そのプロデュースや,サントラを手がけた人という形で David Foster を知り,それ以降 彼のクレジットを気にするようになった.(ちなみに,「セカンドチャンス」は商業的には完璧にコケタらしいが, サントラはかなり売れたらしい.Toto や Patti Austin,Chicago Journey, Boz Scags ら当時の良質の ウエストコースト系のミュージシャンが参加していたし!)

同じ頃,日本でも竹内まりや,尾崎亜美,河合奈保子らが David Foster にプロデュースを依頼して, 彼プロデュースのアルバムが作成されていたりと,いわゆる「West Coast」系のアルバムが日本でも作られていた. しかし,ごく最近になるまで,特に日本人関係の David Foster 関係のアルバムは見向きもしなかったが...

ここでは,David プロデュース,アレンジ,演奏などで絡んだアルバムで,私が持っているものをリストします. (ただ,まだリストし始めたばかりなので,持っていてもこのリストに掲載していないものもいくつかあります. あしからず.) もし,「あれがないぞ!」というものがありましたら是非,お知らせください.


Ami Ozaki (尾崎 亜美)

全曲アレンジを担当.しかもバックには,Jay Graydon, Tom Scott,Jeff Pocaro, Steve Lukather と豪華な面々!また当時,デモテープを David に送ったところ,驚かれたらしい.
David がバックメンバーを引き連れて東京で録音.ギターは Micheal Landau. 尾崎亜美さんをかなり気に入ったらしく,彼女は言葉の問題等で,LA ではなく,日本で作りたいと要望したら, 本当に来たと言うこと!すごい!(^^;;

The Bee Gees

アリフ・マーディンやデビット,バリー・イーストモンドらのサポートを得て作られたアルバムで, 実にバラエティに富んだアルバムといえる.しかも散漫にならずしっかりとまとまっている.残念ながらモーリスは 2003 年1月 53歳という若さで亡くなってしまった.

Bette Midler

「One True Friend」という曲を Carole King と共に作曲.これは メリル・ストリープ主演の映画『母の眠り(One True Thing)』のテーマソング.

Celine Dion

Deniece Williams

Ray Parcker Jr. と半々のプロデュース.自身もピアノやシンセを弾いている.また Jeff Pocaro を Drums に迎えている.

Dionne Warwick

ルカサー プロデュースの作品.これぞウエスト・コースト!といえる作品.フアン垂涎の一枚.3年前久しぶりにCD化されたもの. この中でデビットはシンセやピアノを弾いている.

Gary Wright

Gladys Knight and the Pips

Josh Groban

Kevin Sharp

David が立ち上げたレーベル 「143 レコード」から カントリーの一枚. また, 自身主催のレーベルと言うことで,一曲だけキーボード奏者として参加.しかし,このアルバムは Chris Farren プロデュースで,Paul Leim (Drums) や Dan Huff (Guitar) と, かなり気になるバックが参加!(^^;;

LYNYARD SKYNYARD

Marc Jordan

AOR 名盤の数えられるアルバムである. David の他にも Jay Graydon, Steve Lukather, Micheal Landau, Robbie Buchanan, Pages, Lenny Castro らのサポートを受けた作品. より評価の高い 『ブルーデザート』 もほしいのだが・・・.

Monica

3 曲のプロデュースを担当.3曲とも Keyboard. また Guitar を Micheal Thompson がサポート.

Nita Whitaker

Olivia Newton-John

オリビアの久しぶりのメジャーレーベルからのアルバム.しかもセルフカバー「愛の告白」を David がプロデュース.また,Babyfaceがバックボーカルで参加.しかし,オリジナルには勝てなかったかな!?(笑) しかし,内容的には自作曲が多く収録されていて,とてもリラックスして聴けるアルバム. こんなアルバムが日本では売れてほしいが・・・.いわゆる,良質のポップスだ.

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2004/April/26 Updated